平凡な日常です。       (富山県在住)

by スイミー

水仙雑感

北風の中で咲く水仙 (スローライフで今日も元気よりトラックバック)

若い頃、生け花を習っていた私は水仙が出回る頃になると
a0104891_1544729.jpg先生の「今しかできないお稽古だから・・・。」と、言う言葉で
毎年“水仙の一種生け”のお稽古をしました。
葉、茎、袴(白い部分)をばらばらにした後、決まりごとに沿って、
また組み直していくのです。
不器用な私は、袴を破いたり、持ち過ぎて茎が萎れたり、葉がくるくる回ったり・・・苦心惨憺したものです。
しかし、生けあがった姿は凛とした水仙の風格が顕著に表現されて、さすが・・・と、思わせるものでした。

子育て奮闘中。立原正秋の小説の中に“形のいびつな李朝の白磁の壺”がよく登場し、
それに無造作に水仙の束を投げ入れてある。
それがヒロインの危うげなイメージと重なり、胸がときめいたものです。
そして、同時に水仙がそんな風に生けられていることに新鮮な驚きを感じました。

今の私はマーケットの花屋さんで水仙の束を買い、
好きな花瓶に投げ入れて楽しんでいます。
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by pcnsumie | 2008-01-16 16:13 | 雑談